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夏休み★
嬉しい週末だった。
先日長女の用事で東京に。同じくたまたま数日前から仕事で東京に行ってた夫と一緒に、半日私の為のお楽しみに費やした。
あー 楽しかった。ずっと行きたかった所。

こんな話をするとドン引きされそうだけど、私は子供の頃から幽霊とか妖怪が大好きだった。子供の頃の愛読書はその手の本、特に「日本妖怪図鑑」は妹や弟と一緒にどれだけ読み返したか分からない。(ちなみに「世界妖怪図鑑」も持っていた笑)
その本に出てくる妖怪や幽霊画は、当時の挿絵画家さんの描かれたものもあったが、多くは鎌倉~江戸、明治辺りに描かれたもの。今私が北斎や国芳を好きなのも間違いなくここがルーツ。子供雑誌や文房具屋でお化けグッズが出てたらものすごくときめいたなぁ・・ 怪談も大好きだった。何でなのか理由は分からないけど、大人になって思う事の一つは、あの絵画の中のお化け達には何というか奥ゆかしさとか謙虚な様を感じる。「世界妖怪図鑑」に出てきた西洋のお化けもほとんどが中世とかに描かれたものだったのだろうけど、描写自体は全然高度な物ではないのだけどそこに奥ゆかしさなどは全く感じられず、ただ「こんなもの」という描写。日本のお化けの様な、線香の香りやろうそくの薄明かり、廊下のきしむ音なんかの「かそけき」雰囲気は全くない。

ああ、前振りに力が入ってしまった。
とにかく、演奏会が始まるまでの空き時間、仕事も終わって暇な夫を誘って、子供の頃からの憧れの彼女達に会いにいったのだ。
谷中にある全生庵というお寺で、数十幅の幽霊画の掛け軸を虫干しを兼ねて8月の一か月間だけ展示されるのを数年前に知り、今回ようやく念願が叶った。そこには、子供の頃に何度も目にした丸山応挙先生の有名な画もあった。もう、感動でしたよ・・ 「実物はこんな所に微妙な色が入っていたんだ これは怖さを作るなぁ」とか、ぶっちゃけ先月京都で観た若冲展よりも感動したかも知れない(こちらももちろん素晴らしかったが)。
その後両国の江戸東京博物館で開催されている「大妖怪展」にも行った。ここは予想通りの混雑。昔から知っている版画や絵巻物が沢山展示されていたが、ものすごい人で満足に観られない。が、本物に会えた事が嬉しかったのでほくほくしながら帰ってきた。
日本の、昔に描かれた妖怪たちの何と愛嬌があって可愛らしいこと。私は幽霊や妖怪よりも人間の方が恐いと思っているのだけど、妖怪の様に人知を超えた存在を本気で畏怖する心があったら今の世の中もう少し良くなるんじゃないだろうか。夏休み最後の日曜日ではあったけどあれだけの入場者があるという事は、人々の中でもそういうものを求める気持ちがあるのじゃないだろうか。
と、何となくちょっとだけホッとして会場を出た。妹と弟へのお土産を買って(笑)。

お土産のポストカードと激辛煎餅↓
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妖怪でウハウハする前に行った場所が、同じく谷中にある「朝倉彫塑館」。昭和初期に活躍された彫刻家 朝倉文夫さんの作品を展示してあるアトリエ兼住居。ここがまた本当に素晴らしかった。私の大好きな古い建築物、3階建ての大きな空間のほとんどを見学できる。(写真撮影はNGだった)
アトリエも居住空間も中庭も(だったかな?)、全てご自身での設計だそう。この素晴らしい建物、奇跡的に戦火を逃れたそうな。神に感謝・・
館内のスタッフにも色々説明していただき、是非是非また行きたい場所。

ついでに夏祭り中の谷中銀座(ここもずっと行きたかった場所)もぶらぶらし、半日だったけど非常に満足な時間を過ごした。
最高の私の夏休み。これでまた頑張ろ♪
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