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音の聴こえ方
自分勝手な認識かも知れないけど、多少なりとも音楽に関わりのある人は、耳がいいんだろう と思っている。 
耳という器官が入って来た音をきちんと拾い、脳でそれを分析し、そして心で感情に割り振りする。ちょっと違っているかも知れないけど、自分的にはこんな感じ。 
 
ところで、私は、耳は良い方ではないとずっと思っている。 
 
英会話を習っていた時、正しい発音を返せた時に「耳がいいと出来るんだよ」と先生に言われたことがある。けれどそれはたまたま好きなRockの歌詞の中のフレーズで、中坊の頃からよく歌っていて慣れてたから。 
 
うちのピアノの調律師さんにも「耳がいい」と言われたことがある。しかしこれはその方の勘違い、その時の私のデキのいい部分は指であった。ウチのピアノはよそのピアノに比べて弾き込みが深い気がする と言って調べてもらったら、実際1mmほど深かったのだ。それが何故か「耳がいい」ということに成り代わっていて、よく行く楽器店でもそんな話で通ってしまっていて何となく恥ずかしい心持ち・・ 
 
実際、耳鼻科での検査でも、どっちかの耳は聴こえのレスポンスがちょっと悪い。 
そして何より自分が「耳が良くない」と思う根源は、中学の時の、音楽の時間の聴音テスト。 
先生がピアノで弾く和音、全然分らなかった。 
 
子供は大抵誰でも耳がいい。うちの娘達も単音も和音も聴き分けられる。 
私は絶対音感はもちろんない。せいぜい、調による相対的な聴き分けが出来るくらい、あやふやな・・・ 
 
これから歳を取って行くにつれ、耳の判断力もどんどん低下していくんだろうと思っていた。そのうち何聴いても真ったいらに聴こえるのかな~ と。 
でも、これって違うんですね。自分的な基準になる、いい音を確保出来たら、全ての音が違って聴こえる。 
私の場合はもちろんピアノが基準の音になり得たのだけど、「打った音」と「弾いた音」の違いが分ったら、手持ちのCD、コンサートで聴く音なんかが全部変わってきた。ん~~~ 歳取ってもまだいけるわねっ 
 
この素晴らしい感覚の覚醒が、しかし演奏にはなかなか反映されない。 
「これがいいでしょ!!」と思って弾いても、ただの独り善がりな演奏だったり、全くの勘違いだったり。 
ただ、この夏、少しだけ分ったこと。 
音楽は、押し付けがましくなっちゃダメ 
 
これは私個人に特に当てはまることなんだけど、自分の思い入れの強い音に埋没してしまわず、客観的に自分の音を聴く。聴き分けられるよう常に注意する。これをずっと訓練していたら、いつか理想の音を作り出せるかも。 
 
という希望を胸に今日も練習、そして玉砕。 
苦悩は続くよどこまでも。 
 
長くなってしまったの~~~ 
 
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